1 履 歴
フリガナ スズキ ケイジ 性別


1958年11月16日
氏名 鈴木 啓司 男性
ローマ字
氏名
suzuki keiji
所属 国際文化学部 職名 准教授
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最終学歴・学位  1987年3月
京都大学大学院文学研究科フランス語フランス文学専攻博士課程中途退学
 系・分野・分科・細目表
 
分野  
分科  
細目  
フリーキーワード  論理学

 2 学歴・学位
年月

事     項

1981年3月 同志社大学文学部社会学科卒業
1984年3月 京都大学大学院文学研究科フランス語フランス文学専攻修士課程修了
1987年3月 京都大学大学院文学研究科フランス語フランス文学専攻博士課程中途退学

 3 職 歴
年月

事     項

1987年4月 京都大学人文科学研究所助手就任(~1996年3月)
1996年4月 名古屋学院大学外国語学部講師就任
1999年4月 名古屋学院大学外国語学部助教授(現准教授)昇任

 5 研究分野・内容
 5-1 研究分野・内容(記述式:350字以内)
論理学から見た認識論。特に、認識論理をベースにして古典論理を組み直すこと、および、そのための新たなる認識論理の構築。
 5-2 研究課題(今後の展開・可能性を含む)(記述式:350字以内)
古典論理を超える新認識論理を構築するために、共有知識(common knowledge)の形式化を進めること。
 5-3 研究助成等
区分 年月 名称・題目・機関名等
 5-4 資格・特許等
年月 名称

 6 研究業績
 年度  種類  
種類 著書、学術論文、テーマ等の名称 単著、
共著等の別
発行又は
発表の年月
発行又は発表
雑誌等又は発表
学会等の名称
該当頁 PDF
著書:編纂書 アンドレ・ナタフ著『オカルティズム辞典』(翻訳) 共著 1998年7月 三交社(第2篇中心) 総頁474頁  
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要旨:フランスの著作家によるオカルティズム事典の翻訳。事項、人物、文学といった各部において、興味深い記述がみられる。訳者は主に第二部人物編を担当した。
参照リンク:
著書:編纂書 ドミニック・ランセ著『ボードレール詩の現代性』(翻訳) 単著 1992年5月 白水社クセジュ文庫 総頁162頁  
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要旨:ボードレールの詩にみられる現代的意義を、様々な角度から論じたもの。
参照リンク:
著書:翻訳書 エリファス・レヴィ、『大いなる神秘の鍵』 単著 2011年9月 人文書院 総頁538頁  
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要旨:19世紀フランスオカルティズムの中興の祖、エリファス・レヴィの『大いなる神秘の鍵』の初版全訳。以前に出した『魔術の歴史』の続篇にあたる。これで彼の魔術三部作はすべて邦訳されたことになる。
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著書:翻訳書 エリファス・レヴィ著『魔術の歴史』(翻訳) 単著 1998年2月 人文書院 総頁634頁  
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要旨:十九世紀半ばのフランスのオカルティスト、エリファス・レヴィの代表作『魔術の歴史』の全訳。オカルティズムという名称の創始者でもあるレヴィは、その一連の著作を通じて、近代的オカルト像をうち立てた。それは科学と宗教の峻別そして統合を目指すものであった。またこの書は、象徴派を始めとする後の文学にも多大な影響を与えた。
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学術論文 新たなる認識論理の構築 18 ―2視点はさみ込み 内的唯物論から見る心身論― 単著 2021年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第57巻 第2号 1-17
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要旨: 「新たなる認識論理の構築」シリーズの第18篇である。「モノそのものであるコト」の表現を
目指す内的唯物論は当然,心身論,すなわち,「心とは何ぞや」という人類積年の問いに向き
合う必要がある。本篇は,その現時点での一応の解答である。その方法は,数学,物理といった,
「モノ」を説明するのに有効とされている形式言語を,筆者のこれまで提示してきた認識図に読み込み,再解釈し,「心」なるものを語ろうとすることにある。具体的には,これまでの1視点囲い込みモデルから2視点はさみ込みモデルへの転換である。その結論はやはり言語表現の問題に帰し,「心」も「私」も「モノそのものであるコト」の表現しがたさにおいて「コップ」となんら変わらない,モノ世界において何も特別な存在ではない,というのが筆者の本篇での
見解である。
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学術論文 新たなる認識論理の構築 17 ―意識論Ⅱ 認識論から見た相対性理論と量子力学― 単著 2020年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第56 巻 第2号 35-53
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要旨: 本論は「新たなる認識論理の構築」シリーズの17篇目に当たり,前篇「意識論Ⅰ」(数学篇)に次ぐ,「意識論Ⅱ」(物理学篇)を成す。「モノそのものであるコト」を表現せんとする新物質主義,内的唯物論の立場から,前篇に続くテーマ,「意識=時間」を相対性理論と量子力学から説き起こす。とはいえ,それらの理論に意識を還元しようとする外的唯物論を展開するわけではもちろんない。むしろ,それらの理論が意識構造を反映したものであることを最終的に訴えんとする。それは外部を語りつつ内部,内部を語りつつ外部に至るというような,たとえればクラインの壺様構造を持った実体である。そうしたわれわれの意識=「モノそのものであるコト」を,かねてより提出してきた2 視点モデルで解説する。結局,従来の物理理論はそれの1 視点ヴァージョンなのであり,それらが抱えるアポリアもそうした“不自然な”還元行為に由来するのである。
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学術論文 新たなる認識論理の構築 16―意識論Ⅰ 認識論から見た数の生成― 単著 2019年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第55巻 第2号 91-106
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要旨: 本篇(数学篇)と次篇(物理学篇)にわたり意識論を展開する。「モノそのものであるコト」を表現する言語の開拓を目指す新物質主義は,当然のことながら,意識も物質論的見地から考察してゆく。もちろんそれは,従来の物質還元主義ではない。意識という内観を徹底した唯物論の視点から捉える試みである。ゆえにそれは内的唯物論と呼んでもよい。その流れで,前篇から数学という最も抽象的な言語のモノ化を進めてきたが,本篇では,意識による数の内的生成を論じる。これまで「数える」といった外界への感覚反応から説明されがちであった数の起源を,純粋に内的な意識の発生と重ねて跡づけ,もって意識主体の「モノそのものであるコト」を表現せんとする。さらにそこから,線ではなく波としての実数像,そして,意識=時間というテーゼを提示し,自由意志と物理的決定論の相克などの内部・外部,主観・客観をめぐるアポリアに,次篇につながる応答を用意する。
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学術論文 新たなる認識論理の構築 15―数学概念をモノ化する 複素平面の認識論的解釈― 単著 2018年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第54巻 第2号 23-41
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要旨: 「モノそのもの」であることを表現する言語の構築を目指す新物質主義の思想にのっとり,数学概念のモノ化を目指す。数学は特定の指示対象をもたぬ極めて抽象的な言語であるだけに,逆に人間という「モノそのもの」の内奥から湧き出,それを映し出している言語であると考えるからだ。具体的な対象として,実数,虚数を合わせすべての数を表示する複素平面を取りあげる。認識論的存在論から話を起こし,実数を自己に,虚数を他者になぞらえて解釈する。当初は「あちら」と「こちら」という原始的世界他者意識が,のちに両者が交叉し,中間に「自己」意識を結ぶ。自己とは他者=世界の後付けで生まれたものである。通念とは逆行するこの虚数から実数へという流れを,複素平面のなかに読み込む。こうした観点から,オイラーの公式,さらにはリーマン予想にまで言及する。
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学術論文 新たなる認識論理の構築14 ―集合論を超えて 境界についての認識論的考察― 単著 2017年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第53巻 第2号 33-50
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要旨: 「モノそのものであること」の言語表現を目指す新物質主義に則り,人間というモノそのものの内部状態である「認識」を形式化しようとする論考の14篇目である。筆者は認識を基本的に「絵」と「地」の構図で捉えてきたが,そこには逸すべからざるトピックがある。境界の問題である。境界は絵なのか地なのか,内部なのか外部なのか,はたまた,どちらでもない独立した第三項なのか。境界について,論理,数学の基礎理論をなす集合論的見地が抱える問題から説き起こし,その限界を克服すべく対数的数概念を提示する。これは認識を表現するうえで以前より述べてきたアイデアであるが,本論ではより認識モデルに即した形で再考する。そして,新たな知識像として,集合論的情報をエージェントが共有するのではなく,動的な底のもとに真数,対数の関係でエージェントが協調する対数的モデルを提出する。要は,概念をモノとして語る言語,これが新物質主義の目標である。
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学術論文 新たなる認識論理の構築13―主観の2視点3次元モデル― 単著 2016年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第52巻 第2号 23-36
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要旨:
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学術論文 新たなる認識論理の構築12 ―認識論から見た無限― 単著 2014年9月 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 第26 巻 第1 号 59-69
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要旨: 認識論理の重要概念,共有知識には,無限連言の問題が付きまとってきた。それは無限を数量的に扱うがために発生してきたものと思われる。そこで認識の原点に立ち返り,無限を認識論的に見直そうというのが,本論の試みである。その際,重要となってくるのが,認識の基本構造である「絵と地」の関係である。新認識論理では,無限大を「囲い込めない地」,無限小を「無にできない絵」として捉える。必然的帰結として,仮無限・実無限,可算無限・非可算無限にも新たな像を付与する。さらに,対数的数概念(n=xn)を導入し,2次元の絵に3次元的深みを与える。これにより,複素数平面上に描かれる数が湧出する場(それは脳なのか)のごとき存在をイメージ化せんとする。最後に,地の連続場から自然数を切り出す折り目としての素数像を示唆して終わる。
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学術論文 新たなる認識論理の構築11―主観を形式化する― 単著 2014年7月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第51巻 第1号 43-57
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要旨:
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学術論文 新たなる認識論理の構築10―決定は共同作業― 単著 2013年10月 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 第25巻 第1号 99-109
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要旨:
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学術論文 新たなる認識論理の構築9 ―共有知識の新定義(続き)― 単著 2013年3月 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 第24巻 第2号 199-207
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要旨:
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学術論文 新たなる認識論理の構築8―次元から共有知識の新定義へ― 単著 2012年10月 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 第24巻 第1号 121-132
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要旨:
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学術論文 新たなる認識論理の構築7 ―観測問題の新認識論的解釈― 単著 2012年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第48巻 第2号 53-67
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要旨:量子力学の観測問題を、徹底的に認識論(特に著者のいう新認識論)の立場から論じたもの。従来の単独観測者の視点ではなく複数観測者の視点から、波束の収縮、EPRパラドクス、シュレディンガーの猫などの問題を扱う。それらは、複数観測者間の「知らない」から「知っている」への認識論的遷移として合理的解釈可能なのである。
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学術論文 新たなる認識論理の構築6 ―認識論的に見た数体系の再解釈― 単著 2011年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第47巻 第2号 51-61
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要旨:従来のペアノ算術ならびに集合論による自然数の基礎付けでは、実無限をめぐる限界が避けられなかった。そこで、無も無限もない、認識的に自然な数体系の再解釈を試みようとしたもの。認識の基本構造である絵と地の概念をもとに、絵(正の数)、地(負の数)にそれぞれ、(1)×(1)=1、〔1〕×〔1〕=-1の算術を当てはめ、両者の境界を(1)×〔1〕=0とすることで、(1)×(1)×(1)×(1)、、、=1の「(1)のベキ乗場」に切れ目を入れる。これにより、われわれの知る自然数は1のN乗の指数として加算的に表現される。従来の算術により深い認識的な土台を与えることで、認識論に関わる難問に形式体系の見地から新たな地平を開けるものと期待する。
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学術論文 新たなる認識論理の構築―シンタクスとセマンティクスをつなぐもの― 単著 2010年1月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第46巻 第2号 41-54
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要旨:公理系と世界という照応関係では、必ず公理系に吸収できない解釈が生ずる(不完全性)。そこで新認識論理の見地から、世界がまずあり、その中で機能する公理系というイメージのもとに、従来の古典論理を論理式のやり取りである一種のカードプレイとしてみる試み。これにより、世界を説明する古典論理ではなく、世界の中で演じられる古典論理という姿が浮かび上がり、その根底にある認識の基盤がよりいっそう明らかになるであろう。
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学術論文:研究ノート 新たなる認識論理の構築-応用篇- 単著 2009年2月 名古屋学院大学論集・人文・自然科学篇 Vol.45 No.2  
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要旨:新認識論理による、認識論的パズル解決の試み。有名なモンティ・ホール・ディレンマの変形版を題材に取り上げる。エージェントの知識状態によって確率の変わるケースにおいて、いかに主観と客観の間のギャップを埋めるか。その鍵となるのは、やはり共有知識の形式化である。これが達成されれば、既存の認識論パズル(ゲティア問題その他)など解決はたやすい。
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口頭発表:研究発表 La communication des arcanes 単独 1999年9月 比較神話学シンポジウム  
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要旨:名古屋大学文学部で行われた、アーサー王物語に登場する魔術師マーリン(メルラン)を巡る比較神話学シンポジウムでの発表。
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その他 新たなる認識論理の構築-公理系と知識空間 単著 2008年7月 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 Vol.45 No.1  
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要旨:新認識論理を展開するためのモデルとしての知識空間を定義する。出来合いの世界を設定するのではなく、知識状態としての認識主体間の作用関係から意味空間を構築する試み。
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その他 新たなる認識論理の構築―古典論理のベースとしての認識論理篇― 単著 2008年1月 名学大論集 人文・自然科学篇44-2 51-64  
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要旨:現在、古典論理の拡張系である様相論理の一部として扱われている認識論理を、古典論理を生成するコアとして位置づけ直す試み。
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その他 新たなる認識論理の構築―デザイン篇― 単著 2007年1月 名学大論集 人文・自然科学篇 43-2 45-63  
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要旨:共有知識を認識オペレータの無限連鎖に陥らずに定義できる認識論理を構築し、その中で、古典論理、直観主義論理を共有知識内で成立する論理として再構成するためのデザインを描く。形式篇が続く予定。
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その他 新たなる認識論理の構築に向けての試論 ―共有知識(common knowledge)を手がかりにー 単著 2006年1月 名学大論集 人文・自然科学篇 42-2 39-55  
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要旨:認識論理は従来、古典論理の拡張系である様相論理の一形態として論じられてきたが、認識論的観点からそれには様々な不備がある。むしろ代替論理である直観主義論理に見るべき点が多いが、それでも認識のあり方を十分に形式化するには至っていない。本論では、認識論上の興味深いテーマ、「共有知識」を手がかりに、新たな認識論理として古典論理と直観主義論理の中間に当たる論理体系を探る試みである。
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その他 「何があるのか」から「誰が認識しているのか」へ―認識論理における量化の問題をめぐってー 単著 2004年3月 名学大外国語学部紀要 34  
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要旨:認識論理において、主体の認識対象が客観的に存在するか否かの目安となる存在量化子の導入を、従来の一認識主体(エージェント)をもとにした議論ではなく、複数主体を視野に入れたマルチエージェントシステムの中で肯定的に論じる試み。ある主体の認識対象は、その認識状態を観察する別の主体の認識状態を論理式に取り込むことで、初めて量化可能となる。
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その他 La communication des arcanes ou >>les étrangers enseignants<< Essai philosophique sur un thème mythologique 単著 2001年7月 Iris  Université Stendhal-Grenoble 21  
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要旨:上の発表をもとにしたフランス語による論文。古今東西の神話に登場する「知識を授ける異形の者」のモチーフを分析し、奥義の伝達という視点から見た一種の異人論を展開する。
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その他 エリファス・レヴィのオカルティズムにおける象徴作用 単著 1997年10月 ミネルヴァ書房『象徴主義の光と影』 14頁  
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要旨:十九世紀半ばのフランスのオカルティスト、エリファス・レヴィの著作『大神秘の鍵』における、「光」という言葉の使われ方を分析し、オカルティズムにおける象徴作用というものを考察した論文。光は時に、オカルティズムの説く神秘的媒体である星気光そのものであり、また、広くみられるように真理の啓示の象徴でもある。
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その他 自作語り 単著 1996年7月 新曜社『文学をいかに語るか』 19頁  
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要旨:フランスの作家レーモン・ルーセルの『私はいかにしてある種の本を書いたか』を中心に、ポー、ヴァレリー、ジッドなどの創作の舞台裏を語った著作を論じ、自作を語ることの意味を問う論究。それは秘密の公開という点で、私の一貫した関心の的であるオカルティズムとも通じるものがある。
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その他 ドニ・リシェ著「イタリア戦役」(翻訳) 単著 1995年6月 みすず書房ヒュレ/オズーフ共著『フランス革命辞典1』  
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要旨:フランス革命に関する浩瀚な事典の、ナポレオンのイタリア戦役に関する項。
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その他 「自作語り」としてみるポー「構成の原理」 単著 1995年3月 京都大学人文科学研究所「人文学報」LXXV 19頁  
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要旨:エドガー・ポーが自作「大鴉」創作の舞台裏を明かした「構成の原理」を取り上げ、作者が創作過程を語るとはいかなることかを分析したもの。自作語りとは、いわゆるヒューリスティクな精神活動を言語化する試みに通じる。
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その他 基礎論、あるいは無限を語ることについて ―数学と哲学を題材に― 単著 1995年-月 岩波書店『人文学のアナトミー』 55-72  
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要旨:十九世紀末から二十世紀初頭にかけてのヨーロッパでは、いわゆる数学の危機を始めとして、学問の基礎が盛んに論じられるようになった。その根底にあるのは、この無限ともいえる宇宙を語り尽くせるかという問題である。その思想の展開を、数学における数学基礎論と、哲学における現象学に追った。
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その他 Essai sur Joséphin PéladanIII ―La décadence et l’ occultisme― 単著 1992年3月 京都大学人文科学研究所「欧文紀要」ZINBUN26 13頁  
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要旨:デカダンスの子としてデカダンスを批判するニーチェ的自己矛盾の状況を、時代の外にある「隠された真理」オカルティズムに頼ることで脱しようとする、デカダン作家にしてオカルティスト、ペラダンの精神を浮き彫りにする。
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その他 思惟する「熱狂」一スタール夫人における「反省」 単著 1991年-月 筑摩書房『フランスロマン主義と現代』 165-180  
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要旨:『ドイツ論』によりドイツ・ロマン主義をフランスに導入したスタール夫人は、ロマン主義のキー概念といえる「熱狂」と「反省」をその作品のモチーフとしていた。この一見相反する両概念の関係を、彼女の作品を通して跡づけることにより、ロマン主義の一側面を浮き彫りにしようとする試み。
参照リンク:
その他 アンヌ=マリー・クリスタン著「視覚のエクリチュールヘの道 ―ボードレールと風景画―」(翻訳) 単著 1991年-月 筑摩書房『フランスロマン主義と現代』  
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要旨:画家であり作家であったフロマンタンの研究者が、ボードレールと風景画の関係についてロマン主義の視点から論じたもの。
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その他 Essai sur Joséphin PéladanII ―La "décadence” dans La Décadénce latine― 単著 1989年-月 京都大学人文科学研究所「欧文紀要」Z1NBUN24  265-290  
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要旨:ペラダンの代表的連作小説『ラテン的デカダンス』二十一巻におけるデカダンス概念の研究。ここにも同時代のデカダンスを糾弾しつつ、デカダンスに惹かれるという作者のアンビヴァレントな姿勢が一貫して見て取れる。
参照リンク:
その他 ペラダン論I ―『暴民政治の芸術』における「デカダンス」― 単著 1988年-月 京都大学人文科学研究所「人文学報」64 25-52  
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要旨:ペラダンの芸術論『暴民政治の芸術』におけるデカダンス概念の研究。彼にあっては基本的に、至高のルネサンス芸術に対し民主主義時代の芸術はデカダンスであったが、その中にあっても一部の芸術家には、デカダンスの時代特有の美を認めている。
参照リンク:
その他 デカダンスを論じるために ―ペラダン論への序論― 単著 1986年-月 京都大学フランス語フランス文学研究会「仏文研究」16号 29-41  
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要旨:十九世紀末フランスのデカダン作家ジョゼファン・ペラダンにおけるデカダンス概念の研究、その序論。デカダンスとは本来、文明にとって悪しき対象としてあったが、当時のヨーロッパ芸術界にあっては、これを肯定的に受け入れようとする動きがあった。そうしたアンビヴァレント(両面価値的)な姿勢を、それが如実に現れているとみられる、このマイナーな一作家に探る試み。
参照リンク:

 8 学外活動
 8-1 本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通 しての活動
就任年月 退任年月 機関名、役職名等
 8-2 学会・学術団体等の活動
種類 就任、受賞等年月 退任年月 内容(学会・団体名、受賞名、役職名等)

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